困ったら、エージェントを利用する
フリーランスエンジニアにとってエージェントの存在はとても大きなものです。自分でクライアントをなかなか探す事が出来ない場合は、エージェントとの契約を視野に入れることで、不安が解消される事でしょう。
数多くのエージェントがある中で、何を基準に皆さんは選んでいるのでしょうか。良いエージェントとそうでないエージェントが存在します。見分ける事は、なかなか難しい事と思います。中でも、エージェントに騙されてしまうケースが後を絶たないようです。
最悪なのは仕事をしても、報酬が、振り込まれないケース。実は、フリーランスエンジニアの多くがこういった被害に合っているようです。被害に合わない為のコツは、先にフリーランスエンジニアになっている知り合いに、紹介をしてもらうのが一番安心です。また、インターネットの口コミで情報を集めてみるのも良いでしょう。悪いエージェントにだまされないよう、十分に気を付けましょう。
エージェントは、クライアントから直接仕事を貰ってくるケースと、そうでないケースがあります。直接仕事を貰ってくる場合は、エージェントに手数料を払うだけで、報酬がそのままエンジニアに入ってきます。この場合、エンジニアに入って来る報酬は高くなります。反対に、クライアントとエージェントの中に仲介業者が入って来てしまうと、仲介手数料が発生してしまいます。1社だけならまだしも、2社、3社と多くなるに連れて、仲介手数料が沢山発生してしまうので、報酬が少なくなってしまいます。
例え同じ仕事をしていたとしても、報酬が少ないと、フリーランスとして働いている意味が無くなってしまいますので、十分に注意しましょう。
良いエージェントと出会ったならば、末長いお付き合いをしたいものです。いいエージェントとは、一般的には報酬が高い会社と思いがちですが、良いエージェントの条件はそれだけではありません。
例えば、営業力のある会社はどうでしょう。営業力があれば、紹介される案件の種類も質も豊富になります。沢山の案件の中から自分のスキルが上がる仕事だったり、興味のある仕事を選ぶ事が出来ます。また、事務手続きのサポートをしてくれるエージェントもあります。フリーランスは確定申告を自分でしなければなりません。自分で計算し、申告をするのは大変な作業です。エージェントによっては、確定申告を手伝ってくれる会社もあります。自分にとって、何が重要なのかを良く考え、いいエージェントに出会える様に情報を集めましょう。
フリーランスエンジニアと聞くと、かなりのスキルを持っていなければならないのではと身構えてしまう人も多いようですが、意外とそうでもありません。そうでもないといえば語弊があるかもしれませんが、会社員として現場で活躍できているエンジニアであれば、ほぼ心配はありません。エンジニア不足のご時勢、フリーランスエンジニアとしての一歩を踏み出すのに、それほど高いハードルはないのです。
フリーランスになると、退職金がありません。国民年金の支給額も会社員に比べてかなり下がってしまいます。老後の備えについても早いうちからしっかりと計画しておく必要があるのです。そこで活用したいのが、フリーランスの退職金ともいわれる制度、「小規模企業共済」です。小規模企業共済制度の概要を紹介します。活用できるものは有効活用して賢く老後に備えましょう。
フリーランスエンジニアにとって、仕事をとることが何よりも大切です。仕事探しの強い味方になってくれるのが、フリーランスエンジニア専用のエージェントです。仕事を紹介してくれたり、様々なサポートも受けらるため、フリーランスにとっては大変心強い存在になってくれます。しかし、中には悪質な業者もいるようですので十分に注意しましょう。