フリーランスだからこそ保険が大切
正社員として会社で働いている場合、社会保険に加入する事が出来ます。しかし、会社を辞めた時点で、社会保険から脱退しなくてはなりません。脱退したあとは、国民健康保険に加入する事になります。雇用保険も適用外になるため、労災も手当ても出なくなります。補償のないフリーランスだからこそ、万が一の時のための保険加入について真剣に考える必要があります
そもそも社会保険と、国民健康保険は何が違うのでしょう。実は大きく差があるのです。社会保険は、保険料の半分を会社が負担してくれます。それに対し、国民健康保険は、全額自分で支払います。また収入によって大きく金額が変わってきますので、国民健康保険は掛け金が高いと言われています。また、社会保険には疾病手当金制度というものがあります。これは、病気やけがで入院した時に、受ける事が出来る制度です。180日までの入院であれば、標準月額報酬の3分の2を受け取る事が出来るのです。
しかし、国民健康保険にはこういった制度が一切ありません。入院をしたら無収入になってしまうのです。
フリーランスになって国民健康保険に加入する訳ですが、国民健康保険には、疾病手当金制度がありません。もし、病気やけがで入院する事になると、当然収入が無くなります。無収入になってしまう訳ですから、生活が出来なくなってしまいます。もし家族がいる場合には、家族全員路頭に迷ってしまいます。
入院した場合、国民健康保険では、高額医療費というものがあります。これは、健康保険が効く治療については一カ月8万円までしか請求されないという制度です。しかし、保険外治療や、食事、ベット代等は別途で請求されます。良く聞く、抗がん剤治療も保険外診療なのはご存知でしたか?身近な治療方法も健康保険が効かないという事は良くある事なのです。
誰もが知っている民間の生命保険会社。もしもの時の保険ですから、加入している人も多いかと思います。しかし、社会保険と、国民健康保険のシステムは大きく違います。
もし入院をした時に、無収入になってしまう、フリーランスの方は、入院保障を手厚くしなければなりません。もし、1か月入院し、高額医療制度を使ったとしても、医療費だけで、1日2,500円以上かかります。勿論、食事代や、ベット代は別途請求されます。では生命保険の入院保障に日額いくら加入すればいいのでしょうか。生活費の事を考えると、かなり大きな保障に入らなくてはなりません。
しかし、もしもの時の事を考えると、きちんとした保険に入っていた方がいいかと思います。
フリーランスエンジニアと聞くと、かなりのスキルを持っていなければならないのではと身構えてしまう人も多いようですが、意外とそうでもありません。そうでもないといえば語弊があるかもしれませんが、会社員として現場で活躍できているエンジニアであれば、ほぼ心配はありません。エンジニア不足のご時勢、フリーランスエンジニアとしての一歩を踏み出すのに、それほど高いハードルはないのです。
フリーランスになると、退職金がありません。国民年金の支給額も会社員に比べてかなり下がってしまいます。老後の備えについても早いうちからしっかりと計画しておく必要があるのです。そこで活用したいのが、フリーランスの退職金ともいわれる制度、「小規模企業共済」です。小規模企業共済制度の概要を紹介します。活用できるものは有効活用して賢く老後に備えましょう。
フリーランスエンジニアにとって、仕事をとることが何よりも大切です。仕事探しの強い味方になってくれるのが、フリーランスエンジニア専用のエージェントです。仕事を紹介してくれたり、様々なサポートも受けらるため、フリーランスにとっては大変心強い存在になってくれます。しかし、中には悪質な業者もいるようですので十分に注意しましょう。